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属性ベース暗号を用いてセキュアな情報共有を実現する「ABCryptDocs」の開発をはじめ、情報セキュリティに関連する開発業務を行っています。
開発事例における主な関連キーワードは以下の通りです。
など
各キーワードについて説明します。
特定の属性をもつ利用者だけが復号できる暗号方式です。パスワードが不要で、暗号化と同時にアクセス権の制御もできる点が特長です。詳細は ABCryptDocsの専用ページ をご覧ください。
暗号には、暗号化・復号の機能だけでなく、認証もできる認証付き暗号や、暗号文同士の計算もできる準同型暗号といった、高機能な暗号があります。属性ベース暗号も高機能暗号の一つです。このような高機能暗号を利用したソフトウェアの開発や、研究開発を行いました。
個人情報を本人が特定できないような情報に加工することを匿名化と呼びます。個人情報を含むデータの分析などでは、個人情報は匿名化を施してから利用することが求められます。匿名化の完全自動化は難しく、対象データの特徴をふまえて、手法や粒度を選択する必要があります。このような匿名化に関する開発や、既存研究調査を行いました。
米国標準技術研究所NISTが定める情報セキュリティ基準や文書が、我が国でも広く参照されています。SP800シリーズやFIPSと呼ばれる文書群が有名で、電子認証や鍵管理について述べられています。上に挙げたような文献の調査を行いました。