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製品ニュース
TDAPIIIの新バージョン(Ver 3.06)の出荷を開始します
「土木・建築向け汎用3次元動解析プログラム」として、高い評価を頂いておりますTDAP IIIの新バージョン、Ver3.06の出荷を2014年6月下旬から開始します。
年間保守契約をご継続頂いておりますユーザー様には、新バージョンの「インストールCD」と「資料」をお送り致します。
Ver3.05→Ver3.06へのバージョンアップに際して、以下にご紹介致します機能追加、および変更が行われています。
今後ともTDAP IIIシリーズをよろしくお願い致します。
■Windows版TDAPIIIの機能変更点
- 構造入力関連
- ○非線形材料特性(その他)に、高減衰積層ゴムモデル(5次対応)が追加されました。
- ○今までの要素中心評価のジョイント要素に加えて、端点評価の2次元ジョイント要素が追加されました。
- 複素応答解析関連
- ○等価線形適用要素を追加しました。8節点6面体要素に、歪依存材料特性が適用可能になりました。
■バッチ版TDAPIIIの機能変更点
- 全般
- ○インテル®Fortranコンパイラのバージョンが変更になりました(Ver9→Ver14)。これにより、今までの結果と差が出る場合があります。
- 大規模モデル対応
- ○大規模モデル対応の固有値解析手法であるランチョス法(LANCZOS)を追加しました。
- マルチコア対応
- ○今までのソルバーに加えて、インテル®数値演算ライブラリMKLのスパースソルバーが使用可能になりました。
- 材料非線形特性関連
- ○タイプ 713、714、715、717、718、729、733:地盤2次元モデルなどで幅広く使われている構成則(バイリニア、H-D、R-O、修正R-O、修正GHE、吉田モデル、GHE-S)が、3次元モデルでも使用可能になりました。6面体要素(BRICK8、BRICK20)に適用可能です。
- ○タイプ 143:修正若林モデルを追加しました。トラス要素(TRUSS)に適用可能です。
- ○タイプ 162、163:土木学会コンクリート標準示方書2012(設計編)のコンクリートモデル及び鉄筋モデルを追加しました。ファイバー要素(FIBER2D、FIBER3D)に適用可能です。
- ○タイプ 419:履歴型接触バネモデルを追加しました。バネ要素(SPRING、SPRING1)に適用可能です。
- 構造関連
- ○一つのファイバー要素(FIBER2D、FIBER3D)で参照できる材料特性が最大3種類でしたが、その制限がなくなりました。
- ○2次元側方境界要素(SBOUND2D)を含むモデルの場合でも、バンド幅最適化オプションが有効になりました。
- ○初期値データ(INITIAL1)が10カラム入力に加えて、15カラム入力も可能になりました。また、INITIALでの初期状態ファイルINITIAL1の出力形式が10カラムに加えて15カラムも可能になりました。
- ○ジョイント要素特性データ(PJOINT)に、存在しない材料特性番号MIDを入力した場合、エラーが出力されるようになりました。
- ○底面粘性要素データ(BASE-DAMP)では、粘性要素の接続する位置をY軸(またはZ軸)の座標値で指定します。この指定で、座標値の範囲指定もできるようになりました。
- ○存在しない要素の初期値を入力した場合、エラーストップしていたのを、ワーニングとなるようにしました。さらに、オプションOPTIONでIOP13=1とすると、ワーニングも出力されません。
- 出力関連
- ○底面粘性境界要素モデルの場合、モデル全体の移動分を除いた変形の作図が可能になりました。
- ○座標指定と要素番号指定の併用が可能になりました。また、部分構造に含める範囲の指定に加えて、部分構造に含めない範囲の指定も可能になりました。
- ○変形図出力時の変形前構造図の非表示機能を追加しました。
- その他
- ○応答震度法機能(EQDEPTH)を追加しました。載荷位置によって変化する震度を、指定できるようになりました。
■バッチ版FDAPIII の機能変更点
- 全般
- ○インテル®Fortranコンパイラのバージョンが変更になりました(Ver9→Ver14)。これにより、今までの結果と差が出る場合があります。
- 構造関連
- ○等価線形適用要素を追加しました。8節点6面体要素(BRICK8)に、歪依存材料特性が適用可能になりました。
- ○一つのファイバー要素(FIBER2D、FIBER3D)で参照できる材料特性が最大3種類でしたが、その制限がなくなりました。
- ○2次元側方境界要素(SBOUND2D)を含むモデルの場合でも、バンド幅最適化オプションが有効になりました。
- ○初期値データ(INITIAL1)が10カラム入力に加えて、15カラム入力も可能になりました。
- ○ジョイント要素特性データ(PJOINT)に、存在しない材料特性番号MIDを入力した場合、エラーが出力されるようになりました。
- ○底面粘性要素データ(BASE-DAMP)では、粘性要素の接続する位置をY軸(またはZ軸)の座標値で指定します。この指定で、座標値の範囲指定もできるようになりました。
- ○存在しない要素の初期値を入力した場合、エラーストップしていたのを、ワーニングとなるようにしました。さらに、オプションOPTIONでIOP13=1とすると、ワーニングも出力されません。
- 出力関連
- ○底面粘性境界要素モデルの場合、モデル全体の移動分を除いた変形の作図が可能になりました。
- ○座標指定と要素番号指定の併用が可能になりました。また、部分構造に含める範囲の指定に加えて、部分構造に含めない範囲の指定も可能になりました。
- ○変形図出力時の変形前構造図の非表示機能を追加しました。
■ArkToolsの機能変更点
- ArkWave
- ○波形解析機能に応答スペクトル拡幅機能を追加しました。
- TDAPIII Translator for Femap®
- ○Post Translator for Femap®を、バッチ処理することができるようになりました。
- ○Pre Translator for Femap®で出力する節点データの形式が変更されました。
- ビジュアル構造入力
- ○要素座標系の矢印が各方向別の色で表示され、わかりやすくなりました。
- ○2次元ジョイント要素(端点評価)を追加しました。