耐震・構造解析シリーズ TOP
TDAPIII/FDAPIII認証方式について

耐震・構造解析シリーズ "Seismic Resistant and Structure Analisis Series"

TDAPIII/FDAPIII認証方式について

TDAPIII/FDAPIII(v3.16以降)は、Reprise社が提供する[Reprise License Manager(RLM)](https://reprisesoftware.com/)を使用した、 フローティングライセンスで認証(ソフトウェア認証)します。
ライセンスを管理するサーバマシンとTDAPIIIをご利用になるクライアントマシン間で通信を行い、起動時にライセンスの取得、 終了時にライセンスの返却の処理を行います。

ご利用前に確認いただきたい項目がございますので、お知らせいたします。

ライセンス認証方式の運用形態

ライセンス管理をするサーバマシンは、以下の二通りの運用形態があります。

■オンプレミス認証: 社内ネットワーク上のPCをサーバマシンとして、そこへアクセスすることで認証を行います。TDAPIIIをご利用になるクライアントマシンと同じPCとすることも可能です。
■クラウド認証: 社内にサーバマシンを置かず、Reprise社が提供するRLM Cloudを使用してインターネット通信によって認証を行います。(有償)

ライセンスサーバの設定と識別IDの取得方法について

オンプレミス認証をご利用予定のユーザー
  1. 社内でサーバを運用するマシンを決定します。システム要件をあらかじめ下記ページからご確認ください。
    システム要件
    (注)サーバマシンの変更は保守更新時を除き、基本的にできませんので、選定の際には十分ご考慮ください。

  2. サーバマシンの識別IDと呼ぶ文字列コードを以下の手順で取得します。
    1. サーバマシンのプラットフォームに対応した取得ツールを下記よりダウンロードします。
      Windows x64 - Windows 10 以上, Server 2016 以上, 64-bit
      Linux x64      - Linux, 64-bit
    2. Windowsの場合はzip形式、Linuxの場合はtar形式の圧縮アーカイブファイルです。サーバマシン上で展開します。
    3. 展開したフォルダ内のプログラムを実行して、識別IDが書かれたテキストファイルを出力します。
      • ・ Windowsの場合
          get_rlmhostid.bat をダブルクリックで実行してください。
      • ・ Linuxの場合
          get_rlmhostid.sh を実行してください。
    4. 生成されたテキストファイル(rlmhostid.txt)の中にある12桁の文字列が識別IDです。複数ある場合は、一番最初のものを識別IDとします。

  3. 識別ID取得後「ライセンス認証申請書」へ、 必要事項を入力いただき購入元まで送付ください。
    受領次第手続きを進めさせていただきます。

クラウド認証をご利用予定のユーザー
  1. TDAPIIIをご利用の際にRLM Cloudとの通信にインターネット環境が必要になります。
    システム要件

  2. 「接続確認ツール」を使用し、以下の手順でクラウド認証の利用が可能かご確認ください。

    〇接続確認の手順
    1. クライアントマシンのプラットフォームに対応した接続確認ツールを、以下よりダウンロードしてください。
      Windows x64 - Windows 10 / 11, 64-bit
      Linux x64      - Linux, 64-bit
    2. 接続確認ツールが使用する下記ポート番号について、システム要件にある通信が許可されるようにネットワーク環境を設定します。 ポート番号の通信許可についてはネットワーク管理者に確認してください。
      •  - ポート番号 : 5053(クライアント-ライセンスサーバ間の通信に利用)
      •  - ポート番号 : 5114(クライアント-ライセンスプール間の通信に利用)
    3. ダウンロードした接続確認ツール(cloud_communication_tester)を実行します。

    4. 〇実行結果の確認方法
      ・「Cloud server communication successful.」と表示された場合

      ⇒ RLM Cloudに接続できたことを意味します。この設定を適用することで、クラウド認証をご利用いただけます。
      ただし、クライアント-ライセンスプール間の通信に使用されるポート番号(上記の5114)はユーザーごとに異なる番号が割り当てられるため、実際の番号に合わせて変更してください。

      ・上記以外のメッセージが表示された場合

      ⇒ 通信に失敗している可能性があります。表示されたエラーメッセージの内容をご確認いただき、
      解決が難しい場合は、TDAPIIIサポート担当までお問い合わせください。


  3. 「ライセンス認証申請書」へ、 必要事項を入力いただき購入元まで送付ください。識別IDの取得は不要です。
    受領次第手続きを進めさせていただきます。

このページのトップに戻る